MOD(モッド,Modification)

ARMAプレイヤーもDayZのお陰かプレイヤーが増えたようで、Modというものを良く分かっていないんじゃないかという人たちの意見が散見される。そういう訳でそのような人達の意見について感想を述べたい。


まず無償で配布しているので配布している人たちはアマチュア。お金も取らないのになぜ配布しているかと言うと、最初は仲間内で作ったモノを遊んでいて噂がひろがったりして「私もほしい」とか仲間内から「配布すればみんなやるんじゃね」とかいう流れになって配布し始める。作った人は「まあ楽しんでくれる人がある程度いるなら配布してみるか。」ぐらいの心境だと思う。


だが世知辛いもので「つまんねえ」とか「くそげー」とか「やめちまえ」とか自分が作ったモノを公の場で批判してくる人もいる。公の場でそういう風に誰かのモノを貶める言動をする資格は、お金が動いていないので本来誰にも無いはずなのだが、勘違いしているのか、コミュニティに寒風を呼び込みたい情報戦なのか、偶に確かに居る。


実際自分のミッションも各実況配信の一部で「くそげー」とか言われたことがある。まあ身内向け配信なので仕方がない部分もある気はするので多くは言うまい。その一方で「面白い」とか言ってくれる人も居たのでそれについては良かったと思う。自分のミッションを知らないプレイヤー達が顔を真っ赤にしてプレイしているのを見守るのは密かな楽しみである。「鬼畜ミッション」などという批判めいた甘えは一切認めない。


ダウンロードしたモノが気に食わないならファイルを削除して他のものを探すか、自分で好きなものを作れば良いだけの事である。がっかりするのはその人の勝手である。


「こんなものがなぜもてはやされているんだ」「自分ならもっと良いモノがつくれるんじゃないか」とか思った人は是非自分で作ってみて欲しい。より面白い、クオリティの高いものが過去のモノに取って代わるなら、ある意味それは現状への最大の批判になる。取って代わられた人は落ち込むなり、さらに自分のモノをいい物にしようと奮闘する、かもしれない。


そういった繰り返しがMod文化というものを生んできたと思う。そういうの日本には無いんで、とか思う人もいるかもしれないが、アニメやゲームの二次創作が日本では大変盛んだと言うことを思い返して欲しい。別に取り立てて新しい事ではないのである。