「対テロ戦争」の行方

ネット見てたらイラク戦争がらみで思わず読み進めてしまった記事。


イラク攻撃はテロを強める恐れも
http://www.tokai.ac.jp/spirit/archives/human/pdf/hs07/03_06.pdf
東海大学平和戦略国際研究所のアーカイブだそうです。アルカイダ系のグループの話がまとまってました。対テロ戦争イラク戦争を全く別のフレームで考えろという事のようです。イラク戦争に関しては懐疑的な論評。対テロ戦争への効果的な手段はまだ試行錯誤の段階だとも。読みやすいと思います。


国際関係の安定脅かす非対称原理 −イラク戦争対テロ戦争EU拡大契機に−
http://www.tokai.ac.jp/spirit/archives/human/pdf/hs08/01_01.pdf
こっちはちょっと読みにくく感じます。国民国家としてのイラクが崩壊してしまった、各民族で分裂してしまったのだ、と言う事はなるほどなと思いました。日本のIf歴史で言うと太平洋戦争敗戦によって米軍進駐、明治維新以前へ逆戻りという激しい事態。


対内乱に有能な部隊を目指して
http://vortex.blog2.fc2.com/blog-entry-681.html
イラク国内での米軍の治安維持活動について。治安維持の訓練はやっぱりあんまり受けてないそうです。軍隊は災害派遣のためでもなく、国民を守る為でもなく、治安維持をするために存在するのではなく「敵を撃滅する」ためにあるのだ、とどっかで読んだ気がしますが出典わすれました。