愛知の事件について

どうも釈然としない警察の動きではありました。初動で失敗したのがやっぱり大きかったんでしょう。アメリカとかだと一般の警察官もある程度銃器事件に対処する訓練を積んでるとか何処かで見た気がします。


クローズアップ2007:愛知立てこもり・重傷警官 防弾チョッキ着用せず
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070519ddm003040079000c.html
最初の段階で拳銃はおもちゃだとか情報が錯綜してたみたいで難しさを感じます。家庭の喧嘩(実際そうだったみたいだけど)レベルの話は交番の人には良くある話だろうし、またか、みたいな感じで。それにしても2人1組での援護を受けていたか疑問です。


中日新聞の記事で気になった記事がひとつ。


被弾1分前、最期の姿 殉職で特進の林警部
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007051902017242.html
この記事によると防弾マフラーに当たった弾が真下に跳弾し、人体に損傷を与えたようです。これっていわゆるショットトラップ(戦車とかでいったん弾いた弾が装甲の弱点部分に当たってしまう設計ミス)ではなかったんでしょうか。銃器から発射された弾は跳ね返って飛んでいくのではなく、当たった物を這うように方向を変えるとかどこかで読んだ気もします。
偶然防弾装備の隙間に当たったと昨日の報道で判断していましたがそうでもないかもしれません。